外壁点検2
現在、10年点検をおこなわせていただくと、サイディング外壁が主流です。 サイデイングの状態の確認にあわせて、シーリング(コーキング)の状態も確認します。 シーリング(コーキング)の耐久年数は、サイディングの耐久年数より短続きを読む
さて、今回ご紹介する内容は、和室の目透し天井張替です。
前回、ご紹介したベランダのウレタン塗膜防水の続きになります。
3階ベランダの壁面や立上り部分から雨が浸入して、2階和室の天井に雨漏れしていたのですが、ベランダのドレン廻り(排水口)は内樋になっており、2階和室の天井上を排水管が通っていた為、ドレン廻りと排水管からの水漏れの可能性もありましたし、水がどこから漏れてきているのか確認する必要がありましたが、その為には天井を剥がす必要がありました。剥がすということは、目透し天井ですから全面張替ということになってしまいます。
お客様の予算のことも気にしながら、天井を剥がすことや張替えることに関して説明をし、お客様から天井張替の承諾を頂きました。
①天井張替の前に、事前調査で天井を一部めくり、ドレン廻りの水漏れなどを調査したところ、ドレンや排水管からの水漏れはありませんでした。
めくらさせて頂いたおかげで、どこから水が漏れているのかも、はっきり分かりましたヽ(゚◇゚ )ノ
次は天井張替です。
②既設天井のめくりです。
天井を剥がしたら、コウモリと思われる糞が沢山ありましたよΣ(゚д゚;)
ビックリです!!山盛りでした。Σ(゚д゚;)
このまま放置しておくと、衛生的によくないので処理しました。
②目透し天井張替です。
③目透し天井を張替える際は、ちょっと変わった釘を使用します。
それは、敷目釘と呼ばれるものです。
敷目釘は目透し天井を胴縁下地に固定する為の釘です、これが無いと、目透し天井が貼れません。
④目透し天井には目地というのがありますが、目透し天井と目地が一体化されたものと別々のものがあります。今回は作業性を考えて一体化のものにしました。
一体化の方が天井をはめ込む際、少しでも楽ですからね(^_^)
最後の一枚をはめ込むのが結構大変です(;^_^A
でも、なんとかはめ込むことが出来ました(^∇^)
⑥出来上がり
雨漏れも止まり、天井も綺麗になったので、お客様も喜んでいました。(^_^)
綺麗に仕上げることが出来て本当に良かったです。
「ちゃんと住み続けられるの?」「傷んでいる部分があるんじゃないの?」中古の家を買う時は、いろいろ不安なことがありますよね。ホームインスペクションで、家の状態をしっかりと知ってから購入を検討しましょう!
「物件がなかなか売れない」「買主さんに自信をもっておススメしたい」今までお住まいだった家を売るなら、すこしでも高く売りたいという気持ちもあると思います。ホームインスペクションで、物件の価値を確認しましょう!